復帰戦、小郡ハーフマラソンに出場した

  • ランニング

昨年11月の右膝の怪我から5ヶ月、3月24日に行われた、小郡ハーフマラソン2019に復帰戦として出場してきました。 1月早々にドクターストップが解け、練習を再開したのですが、5キロを超えると右膝が痛む状況が続き、思うように走れない状態でした。

3月に入ってからは練習量をコントロールすることで徐々に距離も伸ばせるようになってきたため、出場を決めました。 本来であればさが桜マラソンにエントリーしていたのですが、こちらはさすがに無理だなと感じ諦めました……。

久々のレース、気持ちは……

久々のレースに緊張するかなと思いつつ当日を迎えたのですが、緊張は一切なく、気づいたらスタートして気づいたらゴールしていました。
この辺りの感覚はあまりにあっさりしていて自分でも意外でした。 今回のレースは復帰戦のため、とにかく完走することだけを目標として、楽しんで走ることを目指しました。
本来であればハーフは100分を切ることが目標なのですが、これはいつになることやら……。

膝との向き合いながらのレース

スタートは1時間55分以内のブロックから。最初の1キロは5分58秒とかなり遅いペースで入ったため、隙間を見つけては前へ進み、ペースを上げていきました。
5分10秒ほどの今の自分のベストペースで走れるようになってくると、非常に心地よくなりました。
しかし、7キロを越えたあたりから右膝に痛みが出始め、少々の不安がよぎります。
ただこの痛みは一時的なのを知っていたため、気にせず走り続けました。案の定、しばらくすると和らいできました。
この辺りでは淡々と走っており、気づけば1キロ走り終えているという感覚になり、とにかく気持ちよくなっていました。 12キロ付近からは団子状態も消え、一人マイペースで走る状態が続きます。と同時に、久々のロングのためか、少しずつ身体に疲労感を覚え始めました。
そんな中、16キロ付近で右膝が激しく痛むようになってきました。一度止まって膝をケアしたいと思う反面、一度止まったらもう走れなくなることが分かっていたので、痛みを堪えて走り続けました。
ちなみにこのときペースを落としたつもりだったのですが、GARMINは2、3秒落としただけのペースを示していて、自分の感覚を疑いました。

スタミナの低下に愕然とする17キロ過ぎ

17キロ辺りで再び膝の痛みが消え、脚は元気になりました。しかしフルで30キロの壁にぶち当たったような、苦しい感覚に襲われるようになりました。
それまで一切気にすることのなかった距離を急激に意識するようになり、あと何キロ、あと何分耐えれば…と思い始める始末。
やはりかなりスタミナが落ちてしまっていました。

怪我以来のゴールを駆け抜ける

なんとか気力を振り絞ってゴール地点の陸上競技場まで戻ってくると、ゲストランナーの山梨学院大の選手たちが出迎えてくれました。
おかげで残った力を出し切ることができ、ゴールまでスパートをかけることができました。

結果

  • グロスタイム:1:52:58
  • ネットタイム:1:51:33
  • 総合順位:892位
  • 種目順位:212位

ゴール後の膝は……

ゴール後、膝も余裕だったなーと思いながら完走証を受け取っていたら、膝が暴れるように痛くなり、歩くこともままならない事態になってしまいました。
その後なんとか端まで移動してストレッチなどをした結果、歩くことはできる程度に回復しました。が、数分同じ姿勢を保つと膝裏に激痛が走ってしまい、思わず声が漏れるような状態になってしまっていました。
病院で診てもらったところ、これは腓腹筋の腱が炎症を起こしたものだったとのことで、あまり気にするものではなかったようで安心しました。

感想

今回走ってみて、やはりランニング、特にレースでの独特な空気感はすごく楽しいなと思いました。
周りの人たちの応援はとにかく励みになるし、普段一人で走ってるより数十倍楽しいです。
まだまだ膝と向き合いながらのランは続きますが、これからも楽しんで走っていきたいなと思いました。