下関海響マラソン出場結果

  • ランニング

2018年11月4日に行われた下関海響マラソンに出場してきました。フルマラソンの出場はこれが2回目です。2週間前から胃腸風邪を罹患し、体調はまだ万全ではない状態で、不安を抱えながら出場となりました。

昨年の福岡マラソンに続きまたも不本意な結果に

昨年の福岡マラソン2017ではサブ5を目標に出場し、25キロで身体を壊し、結局5時間46分という不本意な結果に終わっていました。それからトレーニングを重ね、感覚としてサブ4を達成も可能だと考え、申し込み時の目標タイムは3時間45分で申請しました。
しかし、結果は……

  • グロスタイム:4時間44分37秒
  • ネットタイム:4時間42分41秒
  • 総合順位:3396位(マラソンの部男子)
  • 部門順位:3023位(マラソン一般の部男子)
  • 年代順位:357位(一般29歳以下男子)

結局3時間45分はおろかサブ4から44分オーバーと、またも不本意な結果に終わりました。
昨年の福岡マラソンでは25キロ地点で胃を壊し、ゴールまで歩き通しましたが、今回のレースでも34キロ地点まではなんとか走ることができたものの、後半のアップダウンに足を痛め、ほぐしている間にまたも胃を壊してしまい、そこから歩き通すという情けない状態に陥ってしまいました。

下関海響マラソンのコースは想像以上にきつかった

前半フラット、後半はアップダウンが激しいという情報から、前半を抑えて後半に体力と足を残すという戦略で走りました。
関門大橋を抜けて関門医療センター前で折り返してくる前半は確かにフラットで、ペースを抑えるのが難しいほどでした。
しかし、20キロ地点の彦島トンネル前からアップダウンが増え、急激に足に疲労が蓄積していきました。しかも折り返して戻ってくるときの登りの方が長く、その折り返し地点の長州出島は海のはるか向こうに見え…と、次々に心を折られそうになる現実に気が滅入りそうになりました。

30キロの壁とアップダウンが一気にやってきた

それでも30キロまではそこまでダメージも感じず、走り続けることができていました。
しかしこの辺りから『30キロの壁』にぶち当たり、急激に足は重くなり、気持ちも切れていきました。
1キロあたりのペースは6分30秒まで落ち、ボロボロではありましたが、「止まってしまったらもう二度と走り出せなくなる」と自分に言い聞かせながら、なんとか34キロ過ぎまでは走り続けました。
そんな時、急に足がつって走れなくなり、仕方なく止まって足のケアをしている間に一気に吐き気が襲ってきました。この瞬間、気持ちがぷっつりと切れてしまいました。
その後はひたすら歩きました。
4時間半のペースランナーに追いつかれた時など、どうにか走ろうと何度か試みましたが、一度壊れた胃はすぐ吐き気を催すようになってしまったため、100メートルも走れずまたすぐ歩くようになってしまいました。

ようやくのゴール。ただ無念で喜びはそこにはなかった

下関市街地に戻り、沿道で応援してくださっている方々の姿が増えてくると、それまで歩き通していた他のランナーも走り出していきました。
私はというと、悪化してきていた胃の影響で走ることはできず、再び走り出せたのは42キロ手前の海峡メッセ下関に差し掛かった時でした。昨年の福岡マラソン同様、ゴール直前の声援に後押しされました。
そしてそのままゴール。
しかしゴールしてもまったく喜びの感情は生まれませんでした。
そこには横になって胃を休ませることができるという安堵感と、2大会連続で最後まで走れなかった無念さだけが残り、本当に悔しく思いました。
この大会には知り合いも応援に駆けつけてくれていたのですが、不本意な結果に終わって本当に申し訳なく思っています。

原因はトレーニング不足

ただ、今大会ではっきりと分かったことがあります。
それは、30キロの壁を克服するためのトレーニングが圧倒的に足りていないということです。
吐き気は空気嚥下症など、体調による問題もあったかとは思っていますが、そもそも足が動かなかった時点でトレーニング不足や仕方が間違っているのだということを痛感しました。
来年2月に熊本城、3月にさが桜と、私にはあと2回大会が残っています。ここに向けて、トレーニングの内容を見直しを図ろうと考えています。
レース中はもうランニングやめようかなとか考えてしまいましたが、次こそはサブ4達成を目指して頑張っていきます!