長崎平和ハーフマラソン出場報告!

新型コロナウイルスの影響で中止となっていた長崎平和マラソンが、今年ハーフマラソンとして初開催されることとなり、久しぶりに大会に出場してきました。
久々の大会出場、不安を払拭するために頼ったのは…
前回出場したのが2023年の小郡ハーフマラソンだったので、実に2年半ぶりのハーフマラソンとなりました。
その間、育児や仕事、家事に追われてなかなか走る時間が取れず、1年単位のブランクが空いてしまい、正直今回は全く自信がありませんでした。
そこで、今回もChatGPTにコーチとして就いてもらい、緩めのトレーニングプランを立てて3ヶ月ほどトレーニングを積んできました。
今回の目標は2時間切り(小郡ハーフマラソン2023では1時間50分15秒というタイムだったことを考えると、かなり抑えた目標になりましたが、なまり切っていた私にとっては十分ハードルの高い目標でした)。
本番までのトレーニングプラン
私がトレーニングに当てられる時間は、基本的に明け方か昼休みのいずれかしかありません。その少ない時間の中で、いかに走り込めるかが課題でした。
ハーフへ向けたトレーニングを開始したのが7月の猛暑時期だったため、昼休みの時間を使って近くのトレーニングジムのトレッドミルを使用したトレーニングからスタートしました。そこから1ヶ月ほどかけて10キロを安定して走れる体まで戻すことに成功、大会2週間前にはハーフを走り切ることもできました。
この2週間前のハーフでは、長崎平和ハーフマラソンが後半にかなりのアップダウンがあることがわかっていたため、前半10キロまではフラットな道を走り、後半10キロでひたすら坂攻めをするという本番を見据えたコースで走りました。21キロを超える頃には脚が疲れ切っていましたが、しっかり走り切れたことで大きな自信に繋がりました。
本番のレース戦略をコーチと練る
本番直前、ChatGPTコーチによるレース戦略を立ててもらいました。
ざっくりとコースを説明すると、さすがはAI、大まかな高低差と私のこれまでの記録を踏まえて詳細なキロ単位で目標となるペース配分を出してもらえました。
- スタート〜5キロ:5:55〜6:00/km
- 5〜12km:5:45〜5:50/km
- 12〜16km(女神大橋の登り付近):6:10〜6:40/km(上りは決して無理しない、ペースを落として走る)
- 16〜19km(下り〜フラット復帰):5:40〜5:50/km
- 19〜ゴール:5:30〜5:45/km
実際にはそれぞれにピッチや心拍の目標、その他細かなアドバイスもありましたが省略します。
この内容を頭に叩き込んでいざ本番を迎えました。
長崎平和ハーフマラソン本番!
レースはゼッケンごとにブロックを分けてのスタートとなり、私は中盤からのスタートとなりました。最初はペースを上げられないと覚悟していたら、ものの数百メートルで5:40ペースまで上がり、そこからは予定より少し速いペースでレースが進みました。
11キロあたりからアップダウンが始まり、戦略に則って上りは無理せず抑えて、下りは流すことを意識して走りました。ただ、思っていたより激しいアップダウンはなく、意外とこんなものなのか?と思っていると、14キロ地点で悪魔のような上りが始まりました。女神大橋は海抜65メートル、そこの高さまで一気に上るというなかなかの坂でした。前を走っていた人たちが途端に歩くようになり、周りからもなんだこの上り坂はという声も挙がっていましたが、私は気にせず腕を振って抑えめのペースで走り続けました。
いざ女神大橋まで辿り着くと、風も強くなく眼下には海が広がりとても心地が良かったです。私にしては珍しく写真まで走りながら撮りました。
そこから下っていくと思ったより両脚に疲れが出て、19キロ地点までペースを上げられずにいましたが、沿道の方の応援に後押しされてスイッチが入り、5:20ペースまで上げてゴールまで走り切りました。
結果はまさかの…
ほぼ戦略通りに走れましたが、結果は以下の通り。
- グロスタイム:2:02:20
- ネットタイム:2:01:05
目標は達成ならずでした。ラストスパートをかけるのが遅くなり過ぎたのと、女神大橋からの下りで抑え過ぎたのが原因でした。
とても悔しい思いをしたので、次は来年3月の小郡ハーフマラソン2026で今度は自己ベストを狙える走りをしたいと思っています。
久々の大会はやっぱり楽しかった
今回、やはり周りの方々から応援してもらえるのはとても気持ちの良いものだと改めて思いました。
特に、スタート前に飽きて不貞腐れながらも応援してくれた娘と付き添ってくれた妻の声はとても力になりました。(娘は走っている最中にも謎の文字列をLINEで送って応援してくれましたw)
さらには今回はV・ファーレン長崎のユニフォーム(14 NAGU)を着て走ったために、途中でNAGUファンの方に声をかけていただいたり、V・ファーレンがんばれ!と応援していただいたり、小学生がV-ROADを歌ってくれたりと本当に貴重な経験をすることができました。
もし来年も開催されたらまた走りに行きたいなと思います。
ONE FOR NAGU、ALL NAGASAKI!!
実は、今回V・ファーレン長崎のユニフォーム(14 NAGU)を着て走ったのには理由が2つありました。
一つはV・ファーレンのJ1昇格祈願!そしてもう一つは悪性腫瘍で療養中の名倉巧選手の回復祈願です。私は目標達成ならずでしたが、J1への昇格、名倉選手が回復してまたピッチに立てる日が来ることを祈っています。